1.口腔ケアについて
口腔ケアとは、虫歯や歯周病などの口腔内の病気にならないようにケアをすることを言います。
悪くなってしまったところを治療して治すことも大切ですが、最も大切なことは悪くならないことです。
治療をしても、失ったご自身の歯や歯周組織が戻ってくることはありません。どんなに素晴らしい治療法・材質で治療をしたとしても、悪くなる前の元の状態に比べると劣ります。
虫歯や歯周病にならないように継続的にケアをすることが大切です。
虫歯や歯周病などになってしまった方も、治療を行った後は二度と悪くならないように、しっかりケアをして予防していきましょう。
ご自分の歯や歯周組織を守るために、以下のような流れをお勧めします。
歯科検診 | 予防するには、まず第一にご自身の状態を知る事が必要です。痛くなる前に受診することをお勧めします。虫歯・歯周病・咬み合わせなど口腔内の状態を状態を精密に検査します。 |
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治療 | 検診で悪い所が見つかったら治療を行います。 |
定期検診 | 定期的に、悪い所ができていないかをチェックしましょう。 悪い所ができてしまったら早い段階で治療しましょう。 また、歯周病の原因になってしまう歯石を検診時にクリーニングして除去します。 |
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歯磨きと食習慣のコントロールはご自身で行える最も大切な口腔ケアで、セルフケアと呼ばれています。 検診も大切ですが、口腔ケアの主役はセルフケアである歯磨きと食習慣のコントロールです。 |