歯磨き Dentifrice

3.食習慣

いくら歯磨きをしても食習慣のコントロールができていないと、虫歯のリスクが高くなります。以下のような食習慣をしている方は改善が必要です。

◎間食をよくする、ダラダラ食べる

虫歯のリスクを増大させるのは、間食の量ではなく回数です。
虫歯は、虫歯菌が糖を取り込むことによって産生する酸により、口腔内が酸性になることで生じます。
間食の回数が多いということは口腔内が酸性になる時間が増える結果になり、虫歯のリスクが高くなります。間食をする回数をひかえて、その後歯磨きをするようにしましょう。
また、ダラダラ飲食し、常に何か口の中に入っていると虫歯のリスクが高くなります。

◎あまり咬まずに食べる

よく咬むことで、食べ物と歯がこすれあい汚れをある程度取ってくれます。
また、よく咬むことで唾液の分泌を促進します。
唾液には汚れを洗い流してくれるだけでなく再石灰化を促進する作用があるため、虫歯のリスクを軽減します。

◎就寝前の飲食

寝ている間は唾液の分泌量が減少するため、虫歯のリスクが高くなります。
寝る前には必ず歯を磨くようにし、磨いた後の飲食は控えるようにしましょう。
夜の歯磨きが一日の歯磨きの中で最も大切です。
歯磨きした後、のどが渇いて何か飲むのであればお茶か水にしましょう。