The Defect 欠損部の治療

2.ブリッジ

歯を失った部位の両隣を削って土台にし、橋渡しをするように人工の歯を入れて欠損部位を回復する治療法です。着脱をする必要はありません。

~長所~

  • 違和感が小さい
  • 咀嚼能力が比較的高い
  • 審美性が比較的良い
  • 保険治療が適応できる(セラミックなどの材料を使う場合は保険外治療になる)
  • 治療期間が比較的短い

~短所~

  • 土台になる歯を削らなくてはならないので、土台の歯の寿命が短くなりやすい
  • 土台になる歯への負担が大きくなるので、土台の歯の寿命が短くなりやすい
  • 保険治療では、3番まではプラスチックになり変色しやすく、4番以降は銀歯になる
  • 失った歯の本数や、土台となる歯の状態によっては適応できない場合もある
失った歯 歯を失った両隣を土台にするために、削って形を整えて、型を取ります。
失った歯の本数が多かったり、土台になる歯の状態が良くないと、土台にする歯の本数も増やさなくてはならなくなります。
型を取る
ブリッジをセットする ブリッジをセットした状態です。
この場合は3本分の領域を2本の土台の歯で支えているので、土台の歯にかかる咬合力は大きくなり、土台の歯の寿命は短くなりやすくなります。
これは、失った歯の本数が多いほど顕著になってしまいます。
圧力がかかるので歯の寿命は短くなります