The Defect 欠損部の治療

4.インプラント


歯を失った部位の歯槽骨に、人工の歯根を埋め込み歯を増やす治療法です。
歯肉を切り開いて骨に穴をあける手術が必要です

~長所~

  • 違和感が小さい
  • 咀嚼能力が高い
  • 審美性が良い
  • 周囲の歯へのデメリットがない、もしくは非常に少ない

~短所~

  • 保険外治療になる為、費用が高額になる
  • 治療期間が長い(4ヶ月から1年程度)
  • 手術を行う必要がある
  • 歯槽骨の量が十分でない場合、適応できない場合がある
失った歯 歯を失った部位の歯肉を切開し、歯槽骨に穴をあけ、インプラント体と言われる人工の歯根を埋め込みます。現在、このインプラント体は生体親和性の高いチタンで作られています。
埋め込んでからインプラント体が骨としっかり結合するまで数カ月待ちます。
基本的に周囲の歯を削る必要はありません。
インプラントを埋める
インプラントに被せ物をする インプラントの上部構造のかぶせ物をセットした状態です。
最初の手術を行ってからセットまで4ヶ月から1年ほどかかります。
周囲の歯にかかる咬合力は、天然の歯があるときとほぼ変わらないので、周囲の歯へのデメリットの少なさという観点から見るとより良い方法です。
周囲の歯のダメージは少ない

インプラントは、自費診療です。


<インプラントのリスクについて>
・メンテナンスが悪いとインプラント周囲炎を起こすことがあります。
・外科手術のため、術後の腫れや痛み、合併症などの可能性があります。
・全身状態が悪いとインプラントが定着しにくい場合があります。
・妊婦の方は妊娠の時期により手術できない場合があります。