Orthodontics 矯正歯科

4.矯正治療の方法

精密な検査で突きとめた原因を基に治療計画を立案します。
一般的に、骨格→歯槽→歯の順で原因を考えていきます。なぜなら、成人では骨格を大きく変えることはほとんど出来ないからです。
骨格の位置関係の不正やずれを基に、歯槽・歯の位置関係の不正やずれをどのように補正していくかを決めていきます。
骨格・歯列・歯の位置関係の不正やずれを総合的に判断してそれらの不正やずれを補正するために、歯列弓の拡大や歯を前後方向へ移動させたり、抜歯なども行って治療します。(デコボコの解消のためだけに抜歯するわけではありません。)
骨格の位置関係の不正やずれが大きすぎる場合は、骨格から補正する必要が多く、外科的矯正(手術を併用する矯正)の対象となります。

矯正治療は、基本的に自費診療です。


<矯正治療のリスクについて>
・少しずつ顎や歯を動かすため、治療期間が長くなります。
・装置を装着する際に、痛みや圧迫感を感じる場合があります。
・歯並びを整え、咬み合わせを改善するために、健康な歯を抜いた方が良い場合があります。
・歯根の吸収や歯肉の退縮が起こる場合があります。