熊本地震から5年
2021年04月15日 08:06:09
こんにちは、石神井公園の歯科と矯正歯科 矯正担当の北村です。
5年前の4月14日の夜に熊本で震度7という地震がありました。
東日本大震災の被災地の光景もかなりの衝撃を受けましたが、熊本での光景にも衝撃を受けました。
地面が割れ、普段直立しているものが全て変な方向に曲がって立っている。
おかげで、まっすぐに歩くことが出来ない道。
平衡感覚が狂わされるような光景が目の前には広がっていました。
そして、津波があるのとないのでは、こんなにも被災地の広さが違うのかと感じたことも思い出されます。
保健所や市役所などに訪問をして、震災後の連携の取り方などたくさんの勉強をさせていただきました。
その中でも一番衝撃的だったのはある避難所のリーダーの話です。
20年ほど前から熊本には大地震が来たら、山奥の地域は孤立すると予測し、
行政、地域住民を巻き込んで、災害の勉強会、地域の避難訓練をしていたそうです。
その地域では、地震の翌日から温かい食事をみんなで食べること出来ていたそうです。
実際に、訪問した際もほかの避難所よりも雰囲気がとても明るかったことが印象的でした。
”備えあれば憂いなし” も ”継続は力なり” を肌を持って感じました。
最後になりましたが、熊本地震で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。