風が吹けば桶屋が儲かる!?
こんにちは、石神井公園の歯科と矯正歯科 矯正担当 北村です。
緊急事態宣言も残り10日ほどになっていますが、延長が必要ではないか?という議論が沸き上がっています。
毎回、宣言解除の前に出てくる議論ですね。
そもそも、宣言が本当に必要かどうかの議論は全く出てこないのに。。。
科学的に考えれば、いろいろと偏ったことが当たり前のように行われています。
そもそも、緊急事態宣言による日本国内における効果の科学的な検証はほとんどされておらず、効果の有無についてはよくわかっていません。
感染の当初によくわからないから、想像出来るすべてのリスクマネージメントを行うことは理解できます。
しかし、最初の緊急事態宣言から1年以上が経過しています。検証から効果的な方法を選択できるはずです。そして、その検証を行うだけの余力はあるはずです。
”結果を検証しないと無駄ばかり増えていき、組織そのものが疲弊していく。”
これがまさに今の現状だと思います。
私たちが生きている世の中は、単純明快にできているわけではなく、非常に複雑に物事が絡み合って成り立っています。
風が吹けば、桶屋が儲かる。ようにパッ見ただけでは繋がりがわからないことが繋がっている世の中なのです。
みんながマスクをして、飲食店の時間とお酒の制限をするだけで、感染拡大が止められるという科学的根拠はあるのでしょうか?
そもそも、感染症ってこんなに単純な疾病なんでしたっけ??
ウィルスってそんな単純な制限で感染を止めれるんでしたっけ??
もしその科学的根拠を示せるのなら、世の中は非常に単純明快に成り立っていることが示され、もっと平和で安全で素晴らしい世の中になっていくことでしょう!
そんなに単純明快な世の中であるのなら、貧困や環境問題とかたくさんの問題が一気に解決することでしょう!
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しかしながら、人間は生物学的・本質的には大きくは変わっておらず、歴史から考えても人間が作っている社会も本質的には変わっていないのが現実です。
残念ながら、“単純明快”な世の中ではないのです。
何かをやっとけば解決できる!という策はありません。
が、何かをやっていかないと解決しないのも事実です。
私たちがやれることは、なにでしょうか?
言われたことをただやるのではなく、
一度立ち止まって事実を確認をして、
科学的な根拠で判断をして行動すること
の積み重ねが解決への近道であると考えています。
いつまで、こんなことが続くのでしょうか??