東日本大震災 写真展のお知らせ
こんにちは、石神井公園の歯科と矯正歯科 矯正担当の北村です。
東日本大震災が発生してから、今日でちょうど10年が経ちました。
現在、『十年を見つめる ~写真で繋がる東日本大震災~』を
以下の要綱で開催しております。
お近くにお越しの際は、ご覧いただけますと幸いです。
期間 2021年3月8日(月)~21日(日)入場無料
会場 グリーンクレストたちばな 1階ギャラリー
〒177-0041 東京都練馬区石神井町2丁目 13-15
西武池袋線 石神井公園駅下車 徒歩2分
公式HP https://hisaichiphoto10.1net.jp/
会場地図、展示写真など詳細はHPにて
写真展『十年を見つめる ~写真で繋がる東日本大震災~』開催に寄せて
東日本大震災から10年が経ちました。2011年にはボランティアとして大阪から10往復。
翌年から宮城県に移住し、写真を撮り続けて来ました。
その間、被災地と呼ばれた沿岸部の風景は様変わりし、町やインフラの復旧は進みましたが、
同時に風化も進み、コロナ渦、東京五輪の延期と先が見通せない時代となりました。
人間は忘れる生き物で、辛い記憶を忘れることで前に進むことができると言われています。
ですが、大切な家や思い出、故郷、家族、友人を亡くした人たちの哀しみは深まり、
心の傷が癒えるのには、まだまだ時間が必要です。
そんな中、今回の写真展が開催されること、関係者の皆様のご尽力に感謝いたします。
10年という歳月は確かに節目かも知れませんが、
ゴールではなく、津波を経験した人たちにとっては、
区切りとも言えない状況があります。
どこが変わって、何が変わらないのか?
会場に足を運んでくださった心ある皆様が
精一杯、想像力を働かせて一枚一枚の写真から、
それぞれが何かを感じてくだされば有り難いです。
私もこれからの10年に向けてシャッターを切り続け、東北の今を伝え続けていきます。
皆さんも写真から感じた思いを、誰かに伝えてください。
東北に暮らす人たちの気持ちに寄り添っていただき、ありがとうございました。
川谷 清一(写真提供)
直接的間接的にかかわらず、震災を経験した私たちは何か変わったのでしょうか?
震災前と何も変わっていないのでしょうか?
長いようで短かった震災後の十年を見つめる機会になればいいと思います。
最後に震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。