東日本大震災から4年
みなさん、こんにちは。石神井公園の歯科と矯正歯科 木部です。
本日は、東日本大震災の4回目の命日です。
4年前の3月11日14時46分にあなたはどこで何をしていましたか?
私は今でもその日のことをはっきりと思い出すことができます。
東日本大震災は日本に大きな爪跡を残しました。M9.0の地震は史上最大で、その影響で、地球の地軸が17cm動き、一日の長さが180万分の1秒短くなったと言われています。また、その後発生した津波は太平洋沿岸部に甚大な被害をもたらし、震災全体では2015年1月現在で死者・行方不明者は18,483人、建築物の全壊・半壊は合わせて401,567戸で、避難者数は233,512人という甚大な災害でありました。
震災の日、地震を感じ、津波の映像を見て、多くの人が被災地のために何かをしなくてはいけない、と感じたことと思います。あれから、4年。被災地はまだ元の状態には戻っておらず、復興と呼ぶにはほど遠い状態です。
しかし、被災地から離れて暮らす私たちは、当時何かをしなくてはいけないと感じたことを忘れて、日々の生活を何気なく送ってしまっています。被災地に対して個人の力でできることは限られてきていますが、それでも私たちが出来るサポートはたくさんあると思います。
被災地へ行き現地の人と触れ合うこと、被災地・被災者の現状を知ること、知りえた情報を周りに伝え発信していく事など様々な形のサポートがあると思います。
現地へ行かなくても、震災当時を思い出し、次の有事の際にそれらを生かすこと、生かせる約束事や組織、体制を作ることは私たちが比較的容易に出来ることと思います。
多大な犠牲を払った震災からの教訓を生かすのは、私たち生かされている人々の今後の行動・生き方次第であり、私たち生かされている人々の使命であると思っています。
日々の生活の中に少しでもそのような意識を取り入れてみてはいかがでしょうか?
そして1日1日を大切に生きなくてはならないのだと思います。
被災地で知り合った詩人の方の書いた詩です。
「あなたがなんとなく生きた今日は、昨日亡くなった人が行きたいと願った明日」
最後に、東日本大震災で犠牲になった方々へのご冥福をお祈りします。