チャンスを逃さない

2022年02月15日 20:27:19

こんばんは、石神井公園の歯科と矯正歯科 矯正担当の北村です。

オリンピックやってますが、あまり盛り上がっていないのでしょうか?

冬のオリンピックには”複合”という競技があります。日本ではノルディック複合(ジャンプと距離)が有名ですが、アルペンでも複合競技(コンバインド)あります。

アルペンの場合は、滑降と回転という2種目を行います。

滑降は、ダウンヒルと呼ばれる高速系の種目で120km/hくらいのスピードが出ます。

回転は、スラロームと呼ばれる技術系の種目です。

この全く異なる技術が必要な種目を行うため、よく波乱が起きています。



今回のオリンピックのコンバインドでも、奇跡のようなことが起こっています。

この2シーズン、ナショナルチームを外され続けていたヨハネス・シュトロールツ(オーストリア)は、オリンピック直前のワールドカップスラローム大会で奇跡の優勝。ぎりぎりのところでつかんだチケットで北京五輪にやってきました。

そしてアルペン・コンバインドで優勝、金メダルを獲得します。


ランキング443位、ほとんど実戦経験のないダウンヒルで、ランキング1位のアレクサンダー・オーモット・キルデ(ノルウェー)に0秒75差で食らいつき、スラロームで一気に逆転。ほとんど無名の存在だった29歳が、わずか1カ月足らずの間にオリンピックの金メダリストにまで駆け上がる、奇跡のようなサクセスストーリーの主人公となったわけです。ちなみに彼の父親フーベルト・シュトロールツはカルガリー五輪(1988)のコンバインド金メダリスト。オリンピックのアルペン史上初の親子での金メダル獲得となりました。

アルペンスキー大国のオーストリアのトップグループにいる選手ですから、元々実力はあったと思うのですが、巡ってきたチャンスを逃さない力がすごいなと感じました。

その選手の背景なども知れると、もっと面白く観戦できるのだなあ。。



今週末からはJリーグも始まりますし、いよいよ春ですね!!

石神井公園の歯科と矯正歯科